公立小松大学次世代考古学研究センター・セミナーシリーズ第2回「次世代考古学が貢献する新しい観光のカタチ」
日 時: | 2024年3月30日(土)12時30分~15時30分 |
会 場 | 公立小松大学中央キャンパス 305・306教室 (https://www.komatsu-u.ac.jp/campusguide/campus-map/) |
開催方式: | 対面およびオンライン |
参加方法: | 事前登録あり ※下記フォームよりご登録ください。当日までに登録されたメールアドレス宛に参加用URLを送付いたします。 https://forms.gle/Kk5iU8MBx4FCg4Fa8 ※お申込みフォームが開かない場合は、お手数となりますがお問い合わせメール宛てにご連絡いただければと思います。 |
参加費 : | 無料 |
言 語: | 日本語 |
主 催: | 公立小松大学 次世代考古学研究センター |
発表者 : |
杓谷茂樹(国際文化交流学部 / 次世代考古学研究センター 教授) 小川雅洋(大学院サステイナブルシステム科学研究科/次世代考古学研究センター 特任助教) 中村誠一(次世代考古学研究センター長、特別招聘教授) 朝倉由希(国際文化交流学部 / 次世代考古学研究センター 准教授) 中子富貴子(国際文化交流学部 / 次世代考古学研究センター 教授) 野口淳(次世代考古学研究センター 特任准教授) |
▼問い合わせ先
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問い合わせ先:公立小松大学 次世代考古学研究センター
komatsu.ngas@gmail.com
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プログラム
12:15 |
開場 |
12:30-12:35 |
開会の挨拶 |
12:35-13:00 |
「メキシコ、チチェン・イツァ遺跡公園におけるマヤ鉄道開通の影響について」 メキシコの世界遺産チチェン・イツァは年間200万人が訪れるマヤ遺跡で、その経済的利益を巡って様々な人たちがせめぎ合うことで、現在の遺跡公園の風景が形成されてきました。この遺跡のあるユカタン半島にこのほど国家事業としてマヤ鉄道が建設されました。地域の様々な立場の人たちの関係性で成り立っていた遺跡公園のあり様に、いきなり国家が介入してくることになりますが、遺跡公園にどんな影響があるかについての最新情報をお話します。 |
13:00-13:25 |
「世界遺産における新しい観光のかたち:ホンジュラスのコパンルイナス市におけるエコミュージアム構想」 コパンルイナス市は世界遺産「コパンのマヤ遺跡」というホンジュラス国内有数の観光地を有している一方で、市内に多様な文化・自然資源が存在しているにもかかわらず、ほとんど活用されていない現状にあります。公立小松大学は、コパンルイナス市役所と協力協定を結び、コパンルイナス市と協同して、住民たちが身近に存在する多種多様な観光資源を有効活用して「まちおこし」を行う「エコミュージアム(まちごと博物館)構想」の実現を目指しています。本発表では、世界遺産を有する町における持続可能な新しいかたちの観光について考察します。 |
13:25-13:35 |
小休憩 |
13:35-14:00 |
「地域資源とツーリズム ~石文化とクラフトを軸とした小松市滝ヶ原地区の取組を事例に~」 小松市滝ヶ原地区は、良質な石材の産地であり、石切り場跡やアーチ石橋群などが里山の自然とあいまって、特有の文化的景観を創り出しています。自然と文化を守りながらツーリズムや環境教育につなげる取組が地元住民により展開されてきました。さらに近年、石蔵をリノベーションした宿泊施設やカフェ等を拠点に、移住者ともとからの住民との協働による新たな動きが生まれています。滝ヶ原の事例をもとに、地域の自然や文化に根差したツーリズムの意義と可能性を検討します。 |
14:00-14:25 |
「観光視点からの地域資源 ~古いモノの新しい価値」 近年の「文化」や「文化財」は、古き良きものの保存だけでなく、活用することによって地域活性化に寄与する資源としての意味を持つようになっています。文化・文化財と地域振興を結びつけるのが、観光に与えられた使命とも言えます。古い文化を見て歩くという観光のスタイルは昔からありました。しかし現代の観光は、「古いモノ」を単に愛でるだけではありません。今回は「古民家」の話題を中心に、観光で活用される事例をご紹介します。 |
14:25-14:50 |
「xR技術と博物館DXの融合による文化観光の可能性」 3Dデータの活用と、AR技術等を用いた博物館内・館外のガイドアプリや、博物館デジタルアーカイブとAR・VRの連携などについて事例紹介と、今後の展望を紹介します。 |
14:50-15:00 |
小休憩、ディスカッションに向けた配置換え |
15:00-15:30 |
質疑応答、ディスカッション |