3月29日、次世代考古学研究センター主催のセミナーシリーズ第4弾として、今回は「3Dデータ」をテーマとし、特に本学各学部での3Dデータ等の活用事例を紹介し合うセミナーを実施しました。
山本学長の開会挨拶から始まり、前半のセッションでは、中村誠一先生(大学院サステイナブル科学研究科 特別招聘教授/次世代考古学研究センター長)が、令和6年度公立小松大学重点研究つよみ「先進的な科学技術を適用したマヤ文明世界遺産の保存と活用に向けた産学連携研究」の実施背景や経過報告、その成果をもとにした社会実装の構想を報告しました。
続いて、小川雅洋先生(大学院サステイナブルシステム科学研究科/次世代考古学研究センター 特任助教)がこれまでのコパン遺跡での調査研究、現地人材育成事業や現地博物館への協力における三次元計測やそのデータの活用事例を紹介しました。
その後、中川大輔氏(株式会社エリジオン プロダクトマーケティング ゼネラルマネージャー) が重点研究の共同研究で行ったコパン遺跡での三次元計測やそのデータを活用した大阪・関西万博での展示構想、その展示で用いられる空間再現ディスプレイについて報告しました。

 後半のセッションでは、舟瀬真一先生(生産システム科学部生産システム科学科准教授)が、VR(Virtual Reality)ゴーグルを用いた機械工作実習の経過、結果、課題を含めた報告をしました。
続いて、井澤純子先生子(保健医療学部臨床工学科講師)が、CT画像から3次元モデルを作り、汎用型3Dプリンタで造形する技術や、実習の予習復習に役立つようなVR動画の作成、文化遺産分野への応用可能性について報告しました。

 今回のような学部を超えたセミナーの実施は初めての取り組みでしたが、互いの分野での活用事例を知り、今後の文理医融合の研究・教育・社会貢献の連携可能性を探る機会となりました。
直近では、エリジオン社のInfiPoints(点群データ処理ソフト)を本学の教職員・学生にデモ体験していただける機会や、本セミナーでも展示いただいた空間再現ディスプレイを各キャンパスに期間限定で臨時展示する機会を企画していく予定ですので、これを機に、本学内で文理医融合の研究・教育・社会貢献の新たな動きを生まれることを目指します。

山本学長による開会挨拶
山本学長による開会挨拶

中村誠一先生の発表
中村誠一先生の発表


小川雅洋先生の発表
小川雅洋先生の発表

中川大輔氏の発表
中川大輔氏の発表


舟瀬真一先生の発表
舟瀬真一先生の発表

井澤純子先生の発表
井澤純子先生の発表


空間再現ディスプレイ(6月にも本学3キャンパスで臨時展示予定)
空間再現ディスプレイ
(6月にも本学3キャンパスで臨時展示予定)