文化庁より委託された文化遺産保護国際貢献事業「ラテンアメリカにおける持続可能な文化遺産保存のための人材育成事業:LiDARを使った三次元計測とその取得データの処理・活用(第2期)」の一環として、9月3~5日の3日間、グアテマラのティカル国立公園にて、3D考古学の研修が行われました。
今回も本センターの野口特任准教授が講師となって、ティカル国立公園の考古学部門の職員12名を対象に、ティカル遺跡出土土器のフォトグラメトリ実習や、石碑博物館での石碑のiPad LiDARスキャン実習、そのデータ処理実習などの実践的な学びを中心に進めました。
今後、ティカル国立公園の考古学調査や修復保存などの実務に本研修で学んだ知識やスキルが活かされていくことが期待されています。