中村センター長が実施責任者を務める「エコミュージアム構想による市民参加型まちおこし支援プロジェクト」がJICA草の根技術協力事業(支援型)に採択されました。
(※JICA草の根技術協力の枠組みについては、 https://www.jica.go.jp/activities/schemes/partner/kusanone/index.html を参照ください。)

 次世代考古学研究センターでは、ホンジュラスのコパン遺跡を舞台に様々な調査研究・国際協力を進展させていますが、このプロジェクトでは、コパン遺跡を有するコパンルイナス市を対象にしています。この世界遺産「コパンのマヤ遺跡」は国内有数の観光地であり、コパンルイナスの観光資源として活用されている一方で、他の市内の多様な文化・自然資源はほとんど活用できていない現状にあります。
 そこで、本プロジェクトでは、地域住民が主体となって、身近に存在する多種多様な観光資源を有効活用する「まちおこし」を通して、地域住民の生活向上につながる新たな観光開発の仕組みを創出しようとしています。そのためにも、現在点在している観光資源に加え、地域住民とともに新たな文化・自然資源を発掘することを通して、新たな観光資源マップを作成し、最終的には町全体を一つのエコミュージアム(まちごと博物館)として活用するための基盤作りを目指した活動を進めます(プロジェクト概要は添付の通り)。
※草の根技術協力(支援型)事業提案書要約(PDF)