中村センター長が実施責任者を務める「ラテンアメリカにおける持続可能な文化遺産保存のための人材育成事業：LiDARを使った三次元計測とその取得データの処理・活用（第二期）」が文化庁の令和６年度文化遺産国際協力拠点交流事業に採択されました。

　令和5年度にも第一期の研修事業として、ホンジュラスのコパン遺跡、グアテマラのティカル国立公園、グアテマラ・デル・バジェ大学にて、LiDAR の原理と機器を使った三次元データ取得法、取得データの処理法 や活用法について、ハイブリッド型研修（オンラインでの一連のワークショップと現場での対面研修）を通した現地人材の育成に貢献してきました。

　この研修事業の現地側の評価は高く、より高度な継続研修の実施を要請されたため、令和6年度にも同研修を発展的に継続させ、三次元データの取得や処理のスキルを身に着けた現地人材をさらに創出していくことを目指します。直近では、5月の連休時に、グアテマラ・デル・バジェ大学にて、対面研修を実施する予定です。