本研究センターは、小松市と「小松市の文化財の研究と利活用に関する連携」を進展させており、特に、小松市文化振興課、小松市埋蔵文化財センターとの連携活動を開始しています。
6月6日には、小松市埋蔵文化財センター職員の案内のもと、野口特任准教授と小川特任助教が、遊泉寺銅山、河田山古墳、花坂採石場、尾小屋銅山、観音下石切り場、滝ケ原石切り場、碧玉原産地、那谷寺などの小松の石文化にまつわる史跡等を見学しました。
また、6月7~8日には、小松市内の古民家や小松市埋蔵文化財センター所蔵の考古資料を対象に、iphoneを用いた3Dスキャンやフォトグラメトリ、ZebHorizon(モバイル式3Dレーザースキャナー)を用いた試験的な三次元計測等を実施しました。
今後、小松市文化振興課、小松市埋蔵文化財センターとの連携活動がさらに加速していくことに加え、当センターの小松の石文化研究やマヤ文明文化遺産との比較研究を進展させていく計画です。