5月16~17日の2日間、文化庁委託事業の一環として、グアテマラ・デル・バジェ大学での3D考古学研修を実施しました。

 16日には、考古学専攻の2年生を中心に17名が研修に参加しました。この日は主に、野口淳特任准教授が講師となり、三次元計測の基礎理論を学ぶ座学に加え、グアテマラ・デル・バジェ大学で保管している遺物を用いたiPadやiPhoneによる三次元スキャンを実践しました。

 17日には、考古学専攻の3、5年生10名が参加し、グアテマラ・デル・バジェ大学で保管している遺物を用いたiPadやiPhoneによる三次元スキャンの実践、野口特任准教授によるMetashapeやCloudCompareでの三次元データの処理方法の説明、小川雅洋特任助教によるZEBHorizon(三次元測量機)のデモンストレーションや機材の紹介などがなされました。

iPadを用いた三次元スキャンの実践
iPadを用いた三次元スキャンの実践

野口特任准教授による講義
野口特任准教授による講義