7月29日、中村誠一先生(公立小松大学 次世代考古学研究センター長)が研究代表者を務める日本学術振興会・科研費基盤研究(S)「パレオゲノミクスによるマヤ文明コパン王朝のダイナミクス解明」(課題番号:22H04928)の研究進捗状況の報告を目的としたシンポジウムを行いました。今回、オンラインで24名にご参加いただきました。
中村誠一先生に加え、市川彰先生(金沢大学古代文明・文化資源学研究所准教授)、覚張隆史先生(金沢大学古代文明・文化資源学研究所助教)、中込滋樹先生(ダブリン大学トリニティカレッジ助教/金沢大学古代文明・文化資源学研究所客員准教授)にご登壇いただき、本研究課題の概要や展望、物質文化から見たマヤ南東地域における交流、古人骨のゲノム解析の具体的な手法やゲノム解析からわかること、などについて報告がなされました。
 後半の質疑応答・ディスカッションのセッションでは、関雄二先生(国立民族学博物館名誉教授)にモデレーターとしてご参加いただき、登壇者の先生方とマヤ文明研究とパレオゲノミクス研究双方について、今後の研究展望も含めて議論がなされました。

中村誠一先生の発表
中村誠一先生の発表

市川彰先生の発表
市川彰先生の発表


覚張隆史先生の発表
覚張隆史先生の発表

中込滋樹先生の発表
中込滋樹先生の発表


関雄二先生を交えたディスカッションの様子
関雄二先生を交えたディスカッションの様子

関雄二先生を交えたディスカッションの様子2
関雄二先生を交えたディスカッションの様子2